エスプレッソ・コーヒーの正しい淹れ方

A photo of <<MOKA EXPRESS>>

先日、たまたまエスプレッソ・マシンの説明書(5カ国語)が出てきたので見ていたところ、フランス語、ドイツ語、スペイン語の部分はほとんどイタリア語部分の直訳になっているのに、英語の部分だけは肝心なことが書かれてない全く別の文章になっていることに、初めて気がついた。

日本で言う「エスプレッソ・コーヒー」(イタリアでは単に「カフェ」。正確には「カフェ・エスプレッソ」)を淹れるには、喫茶店(バール)にあるような業務用マシンや、それに似た高価な電動マシンを使えば簡単だが、イタリアのふつうの家庭にあるこの手の安価な直火式の場合には、少しコツが要る。

私のものは、イタリアで最も普及しているといわれるBIALETTI社製<<MOKA EXPRESS>>の1985年ころの説明書なので、最近のものは改訂されているのかもしれないが、もしあまり変わっていないとしたら、日本のほとんどの利用者は英語の部分だけを読んでいるだろうから正しく伝わっていないんだと思う(試しに、WWW上で検索してみたら、全く間違った「使い方」が載っているのも見つかったので)。

抜粋すると、説明書では以下のようになっている。

MOKA EXPRESS

は、硬質アルミニウムで作られ、どんな高温にも耐えられるようになっている。サイズは、1、2、3、6、9、12、18カップ用の7種類がある。

使い方

下部ポットの安全バルブまで水を満たし、漏斗型フィルタを差入れ、そこにコーヒー豆を押しつけずに入れる。そして上部ポットを下部ポットに重ね、ひねって、しっかり締めつける。MOKA EXPRESSを火に掛け、4分ほど経つと、上部の中の柱の部分からカフェの豊かな香りが吹き出して来る。上部の「受け」部分にカフェが溜ったら、火から降ろす。

泡立ったクリーミーなカフェにするためには、極細に挽いた豆を使い、火はできるだけ弱火にしなければならない。

(以下略)

おいしいカフェのためのおばあさんの知恵

漏斗型フィルタにコーヒー豆を入れたら、粉の表面に3カ所、つまようじで穴を掘りなさい。

よりおいしいカフェにするためには、コーヒーメーカーの水に、一つまみの塩を加えなさい。

そしてさらに、まず最初に小量のカフェをコーヒーメーカーからカップに注ぎ、小さじ3杯の砂糖を加えて力強くかき混ぜれば、おいしい泡立ちが付け加わるでしょう。

デジタルカメラの画像のため見にくくて恐縮だが、上記の伊・英・仏語部分は、以下のとおり。

説明書の画像の一部

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